外注に100万円払ってシステムを作る。 3ヶ月待って、納品される。
「ここ、思ってたのと違う」 修正にまた50万円。また1ヶ月。
この経験をした経営者は多い。
バイブコーディングなら、 月額数千円。所要時間は数日。 修正は「ここ変えて」の一言。
でも、すべてが外注より良いわけではない。 正直に比較する。
バイブコーディングと外注開発は、 「対立する選択肢」ではない。
使い分けるもの。
シンプルなツール → バイブコーディング 大規模システム → 外注(+専門家の監督)
この判断ができるだけで、 開発投資のROIが劇的に変わる。 年間100万円以上の節約になるケースも珍しくない。
- コスト比較:外注50〜200万円 vs バイブコーディング数千〜数万円
- スピード:外注1〜3ヶ月 vs バイブコーディング数時間〜数日
- 品質:外注=プロ品質 vs バイブコーディング=80%品質(自分で改善可能)
- 保守性:外注=ベンダー依存 vs バイブコーディング=自分で修正可能
- バイブコーディングが向く案件:社内ツール、プロトタイプ、MVP、業務効率化
- 外注が向く案件:決済・個人情報・法規制が絡む大規模システム
外注120万円 → バイブコーディング約3,000円の実例
埼玉の卸売業(年商10億円)の経営者が、顧客管理アプリの外注見積もりを取ったところ120万円(工期3ヶ月)だった。機能は「顧客一覧・検索・担当者管理・商談メモ・月次エクスポート」の5点。バイブコーディングで自作したところ、AIのトークン代は累計約3,000円、作業時間は3日間(合計12時間程度)で完成した。機能は外注見積もりの5点をすべてカバーし、「担当者が変わったときのアラート機能」という追加機能も自分で足した。117万円の差額は、次の設備投資に充てた。「修正のたびに外注に頼まなくていい」という心理的自由も、大きな価値だったと経営者は語る。
外注が正解だったケース──セキュリティの判断基準
愛知の製造業(年商25億円)の社長が、取引先との受発注システムをバイブコーディングで作ろうとした。機能的には対応できそうだったが、主要取引先(大手メーカー)がEDI(電子データ交換)の規格対応を求めていた。また決済情報と個人情報を扱う必要があった。この案件は外注を選んだ。理由は3つ:①セキュリティ要件が高い、②業界固有の規格対応が必要、③取引先との法的責任が発生する。外注費用は180万円だったが、この判断は正しかった。バイブコーディングで節約できる案件と、専門家に任せるべき案件の見極めが、AI時代の経営者に求められる最重要スキルだ。
外注かバイブコーディングかを5分で判断する
- 作りたいものに「決済機能」「個人情報の取得・保存」「法的規制(医療・金融等)」が絡むか確認する
- 絡む場合は外注(またはプロの監督付きバイブコーディング)を選ぶ。この判断は妥協しない
- 絡まない場合、まずバイブコーディングで作ってみる。外注見積もりを取る前に試す
- バイブコーディングで80%実現できるなら、それで十分。残り20%は「次のバージョン」でいい
外注かバイブコーディングか。
答えは「両方使う」。
シンプルなものは自分で。 重要なものはプロに。
この判断ができる経営者が、 AI時代に最もコストパフォーマンスの高い 開発投資を実現する。