「バイブコーディング」という言葉が、 2025年から世界中で急速に広がっている。
Vibe=雰囲気、感覚。 Coding=プログラミング。
つまり、「感覚でプログラミングする」。
コードを書かない。 文法も知らない。 でも、アプリが作れる。
これは冗談ではない。 すでに現実になっている。
バイブコーディングは、2025年2月6日、 AIの世界的研究者アンドレイ・カーパシーが X(旧Twitter)に投稿した一言から始まった。
「自分はもはやコードを書いていない。 ただ雰囲気でプログラミングしているだけだ」
その言葉は世界中に広まり、 「感覚でソフトウェアを作る」 という新しい概念が生まれた。
バイブコーディングの本質は、 「何を作りたいか」を言葉で伝えること。
「こんな感じの画面で」 「ここをクリックしたらこうなって」 「色はもう少し落ち着いた感じで」
この「雰囲気」をAIが解釈し、 コードに変換する。
従来のプログラミングが「正確な命令」なら、 バイブコーディングは「意図の伝達」。
経営者が設計図を描く必要はない。 イメージを言葉にするだけでいい。
- バイブコーディングの起源:2025年2月、カーパシーが提唱
- 従来のプログラミングとの根本的な違い──命令ではなく対話
- 必要なのは「技術力」ではなく「言語化力」
- Claude Code、Cursor、Replit等で今すぐ始められる
- 経営者にとっての意味──「作れない」という壁が消える
- 限界と注意点──複雑なシステムには人間の監督が必要
経営者のバイブコーディング実例:顧客管理ツール
神奈川県の建設資材商社(年商8億円)の経営者が、Claude Codeに次のように伝えた。「うちの顧客リストを管理できるシンプルなWebアプリ。色は紺と白。顧客名・担当者・最終連絡日を一覧表示。名前で検索できて、各顧客ページにメモが残せて、月次でCSV出力できるやつ。スマホでも見られると助かる」。プログラミングの知識はゼロ。仕様書も設計書も書いていない。送ったのはこの文章だけ。30分後に動くWebアプリが完成した。外注見積もりでは80万円と言われた機能が、AIのトークン代数百円で実現した。「バイブ」だけで作った最初の体験が、その経営者のビジネスの進め方を根本から変えた。
デザイナーとの協業が変わる:プロトタイプの民主化
従来の開発では、経営者がアイデアを出す→デザイナーがワイヤーフレームを描く→エンジニアがコードに落とす、という3段階のプロセスが必要だった。最短でも2〜3週間、費用は50万〜100万円。バイブコーディングでは、経営者が「こんな感じ」と伝えるだけでプロトタイプが数時間で生まれる。大阪のコンサル会社(年商5億円)では、クライアント提案用のダッシュボード画面を、商談の前日にバイブコーディングで作成。「実際に動くもの」を見せることで成約率が2倍になったという。デザイナーの役割は「ゼロから作る」から「AIが作ったものを磨く」に変わりつつある。
バイブコーディングを今日から始める3ステップ
- 「こんなものが欲しい」を日本語で3〜5行で書いてみる。誰が使うか・何ができるか・どんな見た目かを含めると◎。完璧な仕様は不要
- Claude Code(claude.ai/code)を開き、その文章をそのまま貼り付けて送る。初回は無料プランで試せる
- 出来上がったものを見て「ここをこうして」「この色を変えて」と修正を伝える。この繰り返しで完成に近づく。1時間で動くものができる
バイブコーディングは、 「プログラミングの民主化」ではない。
「創造の民主化」だ。
頭の中にあるイメージを、 言葉にするだけで形にできる。
カーパシーが2025年に小さく呟いた言葉が、 1年後には経営者の武器になった。
あなたの会社にとっての 最初の「バイブ」は何だろうか。