朝9時にアイデアがあった。 夕方5時に動くプロトタイプがあった。
これが、Claude Codeを使った 1日のプロトタイプ開発の実態。
仕様書なし。外注なし。 あるのは、アイデアとClaude Codeだけ。
「思いついたその日に形にする」 この体験は、経営者の行動速度を根本から変える。
プロトタイプを1日で作るコツは、 「作らないものを決める」こと。
機能は3つまで。 デザインは後回し。 ログイン機能も後回し。
「これだけあれば使える」という 最小限の状態を、最速で実現する。
これが「MVP(Minimum Viable Product)」の考え方。 完璧を目指さない勇気が、速度を生む。
- 9:00-10:00:アイデアを1文にまとめ、機能を3つに絞る
- 10:00-12:00:Claude Codeでメイン機能を構築
- 12:00-13:00:昼食(Claude Codeは待機中)
- 13:00-15:00:残りの機能追加とバグ修正
- 15:00-16:00:見た目の最低限の調整
- 16:00-17:00:Vercelにデプロイして関係者に共有
- 鉄則:「明日追加する」リストを作り、今日は触らない
顧客フィードバック収集ツールを1日で構築した事例
コンサルティング会社の代表が「クライアントからのプロジェクト満足度フィードバックを収集・一覧表示できるツール」を1日で構築した。機能は3つだけに絞った:①フォーム(クライアント名・満足度スコア・自由記述)の入力、②回答データのデータベース保存、③管理者用の一覧表示画面。デザインは白背景に黒文字のシンプルなもの。翌朝には全クライアントにURLを送付し、2週間後には10件のフィードバックが集まっていた。その結果をもとに改善点を洗い出し、4週間後に本格版の開発に入った。プロトタイプの制作費はゼロ、外注なら50〜80万円の案件だった。
社内勤怠打刻アプリを1日で作った事例
「出社」「退社」ボタンを押すだけのシンプルな勤怠打刻アプリを、食品卸の社長が自ら1日で作成した。スマートフォンのブラウザから操作でき、打刻データはGoogleスプレッドシートに自動記録される。月末にボタン1つでCSVをダウンロードし、給与計算ソフトに取り込む仕組みも実装した。市販の勤怠サービス(1人月額数百円×社員数)が不要になり、年間約15万円を削減。さらに「残業時間が設定値を超えたらLINE通知を送る」機能も翌週に追加し、労働時間管理も自動化した。経営者が「こういう機能が欲しい」と思ったその日に実現できる速度感が、経営判断のスピードを変えた。
1日プロトタイプの実践手順
- 朝一番にアイデアを1文で書く:「誰が」「何を」「どうできる」WebアプリまたはツールかをA4用紙に手書きで整理する
- 機能を3つだけ選ぶ:4つ目以降は「明日追加リスト」に入れて今日は一切触らない
- Claude Codeに「こういうWebアプリを作って。機能は①②③。ユーザーは○○」と伝え、最初のバージョンを作る
- 動いたら即Vercelにデプロイして関係者にURLを送る。完璧でなくていい。「見せられる状態」で十分
1日で形にできるという体験は、 経営者のマインドを変える。
「いつかやろう」が「今日やろう」に変わる。 「外注に頼もう」が「まず自分で試そう」に変わる。
アイデアの鮮度は、時間とともに落ちる。 思いついた日に、形にする。
その速度が、経営の武器になる。